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サンプル クラブ

PVCフリー熱転写素材へのレーザー彫刻

繊維

はじめに

PVCフリー熱転写素材へのレーザー彫刻

レーザーカッティングは、その精密さと、層状の素材をキスカットできることから、長らくアパレル業界でツイルアップリケやPVCフリー熱転写素材に多用されてきました。レーザーは実はそれだけではなく、ウィーディングを全く必要とせずにPVCフリー熱転写素材に精巧なデザインや写真を彫刻することもできます。ウィーディング工程が不要となるほか、熱転写素材への彫刻は、シルクスクリーン印刷に比べて速く、汚れが少なく、低コストであるというメリットがあります。

このサンプルクラブプロジェクトでは、Siser EasyWeed(PVCフリー熱転写素材)へのレーザー彫刻とTシャツへの加工の工程を紹介します。レーザー加工とヒートプレスの様子も、ぜひ動画でご覧ください!

プロジェクトの設定

必要な道具
使用機械
Fusion M2 32
ラスター彫刻
速度100%
パワー39%
DPI400
模様Stucki
方向フォーカス: -0.0625
ベクトル彫刻
速度100% パワー5% 周波数100%
最近のプロジェクト
速度100%
パワー39%
DPI400

アートワークの準備

この工程では、転写素材を切り抜いて裏地が見えるようにします。切り抜かれなかった領域が衣料にヒートプレスされます。そのため、以下の注意が必要です。

  • 転写するデザイン画を反転する
  • テキストが含まれている場合は、ヒートプレスしたときに正しく表示されるように逆にする

熱転写素材へのレーザー彫刻用デザインファイル

レーザーに送る

熱転写素材を、光沢のある面を下にしてマルチマットに置きます。その際、素材がしっかり平らに置かれ、気泡やヨレのないことを確認します。マルチマットをレーザー機器に挿入し、お使いの機器のワット数に応じたパラメーターにしてジョブをレーザーに送ります。一般的にこのような素材では、速度は高速、出力は低から中で始めます。120ワットのシステムの場合、100%の速度と39%の電力で刻印しました。求めている結果を出すには、出力設定をいろいろと試して調整する必要がある場合があります。

その他の彫刻パラメーターは以下のとおりです。

  • エアアシスト機能を使用して下側から彫刻を行います。これによってホコリやゴミが入り込むことを防ぐことができます。
  • 彫刻用DPIは 400 に設定します。
  • EpilogプリントドライバーのStuckiディザリングパターンを使用します。

Epilogで熱転写素材にレーザー彫刻

熱プレス

レーザー加工後、レーザー機器から素材を取り出してヒートプレスの準備をします。すべてのSiser製の素材には、プレスの温度と時間が記載されています。ほとんどの場合、約305°F / 150°Cの温度と、ヒートプレスで10〜15秒間中圧が必要です。

ヒートプレスするTシャツの上に置かれたレーザー加工熱転写素材
熱転写素材を剥がすと、ヒートプレスされたデザインが現れます

楽しむ

ヒートプレス工程が完了したら、レーザー加工Siser EasyWeedのTシャツは完成です!

レーザー加工熱転写されたTシャツ
レーザー加工Siser EasyWeedを施したリュック
レーザー加工Siser EasyWeedを施したTシャツ

レーザー加工熱転写デザインの衣料品は、どこで販売できますか?

  • 学校のクラブ、チーム、その他グループ活動で
  • 会社のチーム育成活動やレクリエーション
  • 趣味のスポーツクラブ

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