
皮革の種類
レーザー彫刻の仕上がりは、加工する皮革の種類とレーザービームの反応で異なります。皮革には主として4つのタイプがあります。
- フルグレインレザー - 最高品質
- トップグレインレザー - 中級クラス
- 補正グレイン(ボトム/カットスプリットレザー) - 「ジェニュインレザー」ともいう
- ボンデッドレザー - 低品質。革屑をかためたもの
主な4つのタイプには、それぞれ、染色レザー、ベジタブルタンニンレザー、アンティークグレインレザーなどの種類があります。
スウェードはもう一つのソフトレザーで、上記のタイプほどの耐久性はありませんが、レーザー彫刻やカットができます。
合成皮革
合成皮革(フェイクレザー)もポピュラーなレーザー加工素材です。レーザー加工向け素材の多数の有名メーカーが販売しています。合成皮革にレーザー対応の表示がない場合は、ポリ塩化ビニル(PVC)が含まれていないか製造元に問い合わせてください。ポリ塩化ビニルはユーザーにもレーザー加工機にも有害です。
皮革のレーザー彫刻
皮革の彫刻やエッチング加工はデボス効果をもたらし、皮革の表面に応じて明確でクリーンなコントラストを生み出します。薄い色の皮革には顕著なカラーコントラストが生まれ、ダークカラーの皮革に彫刻するとコントラストは繊細になります。ダイナミックなカラーコントラストが必要な場合は、黄褐色、ベージュ、ライトブラウンの皮革を使用してください。
彫刻の仕上がりには、皮革の種類、レーザーの速度、出力、周波数設定が影響します。他の素材と同様に、満足できる結果が出るまで色々なパラメータで試験するようお勧めしています。
レーザーカットレザー
レーザーの出力に応じて、厚さ 1/16”から 1/4”の皮革をカットできます。二回のパスの場合は多少厚くできます。
レーザーで皮革をカットするメリット
皮革のレーザー切断にはいくつかの利点があります。まず、切断面が溶着するため、ほつれなどの劣化がありません。次に、ユーティリティナイフやロータリーカッターなどの手動カットツールとは異なり、レーザーによる切断は非常に高速で正確、そして最も重要なのは一定していることです。ハンドツールを使用すると反りができる場合がありますが、レーザー切断はこれがありません。
レーザーによる皮革の切断ではパーツ同士の接触がないためブレードや高価なパーツを交換する必要がありません。また、加工するレザーを固定する時間が不要になります。シートをレーザーベッドに挿入し、必要なパターンで彫刻やカットするだけです。
レーザーはどんな革製品を彫刻/カットできますか?
皮革は種類が豊富で汎用性があるため、切断/彫刻できるものもほぼ無限です!。レーザー加工では次のように色々な魅力的な作品を製作できます。
- しおり
- ブレスレット
- ブリーフケース&ポートフォリオ
- コースター
- ギターストラップ
- ハットパッチ
- ヘッドバンド
- ジャーナル
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- 写真
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- その他多数!
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